【ムカデ】

有毒の生物で、日本を含む世界各国に生息している。

全長数mmの小型種〜60cmオーバーの大型種が確認されており、記載されているだけでも約3000種もいる。


顎肢に毒を有しており、咬むことで相手に毒を注入する。万が一咬まれると、受傷部位の他、その周囲や関節が腫れ上がったり、激しく痛んだり、水ぶくれになったりする。

通常、健康な成人が咬まれても、死ぬようなことはないとされるが、免疫力が低下した状態の成人、お年寄り、乳幼児は危険なので十分注意しなければならない。国内に於いても、アナフィラキシーショックによる死者も出ている為、絶対に素手で触れたりしないようにして下さい。


【飼育】

プラケースや爬虫類用ケージを使用します。

底面に湿らせたヤシガラ土や水苔、バークチップなどを入れ、飼育します。

プラケースを使用する場合、網目の細かい物を使用するか、本体と蓋の間に市販されているコバエ防止シートを挟んで使用して下さい。


種により気性が激しく、突発的かつ素早く動き攻撃的である為、十分注意して下さい。


基本的には単独飼育となるので、各生体ごとにケースが必要となります。


【温度・湿度】

温度は22〜28℃程度に保つことで状態良く飼育することが出来ます。


湿度は多湿を保って飼育します。(目安は70〜90%程度)

床材およびケージ内の空中湿度が不足すると、あっさり状態を崩し死に至るのでご注意を。


󾭢︎多湿とはいえ、床材の水浸しや蒸れは厳禁。


【成長】

ベビーからアダルトまでは脱皮を繰り返すことで成長する。


【寿命】

平均6〜10年程度、種によってはそれ以上生きることもあります。雌雄差がなく、判別は難しい。

基本的に流通する生体はWCがメインで、長期飼育したい場合は、なるべく小さな個体を選ぶと良い。


【エサ】

幼体〜成体まで様々なサイズのムカデが販売されている為、個体のサイズに応じたエサを用意する必要がある。


エサ用昆虫には、コオロギ・レッドローチ・デュビア・ミルワーム・ジャイアントミルワーム・ハニーワームなどが販売されている。


󾭢︎与えすぎは禁物。エサ用昆虫に攻撃されたり、食べ残しにダニが湧いたりする原因となる。必ず食べるだけの量を与え、食べ残しは取り除き清潔に保つこと。

またムカデに関しては、週1〜2回給餌する程度で良い。常時満腹にすると突然死を起こすことがあるようなので、気をつけてください。


【注意】

毒性が強く、死者も確認されています。ハンドリングをするなど、素手で扱うことは絶対にしないで下さい。